2025年3月8日 公開) ※2026年1月改定あり(現在娘2歳です)
我が家の娘は現在1歳なのですが、まあ言葉の進みが早い。
おしゃべりすぎて、ほんとに1日中喋って・歌って・踊って…。
父と違って、陽キャまっしぐらです。
そして、言葉をどんどん話すようになると嬉しいのが、絵本の存在なんですよね。
正直、1歳前に関しては、絵本を読み聞かせても反応イマイチだし、続けてるけど、ちゃんとわかってるのかなあ‥。と思うこともありました。
しかし、言葉を話すようになった今。
確信してます。「ああ、これは今までの読み聞かせで、結構こどもは理解していたんだな」と。
絵本を読んでいると、次のページに出てくる動物を話始めたり、「〇〇よむ!」と、お気に入りの絵本を持って駆け寄ってきます。
かわいい…。推し(我が子)が今日も尊い…。
続けてよかった、絵本の読み聞かせ(これは私より妻の功績です。ほんと感謝)。
…と最近思う訳です。
そこで、今まで読み聞かせてきた絵本、育児記録として、そしてこれからのパパ・ママ達のために、完全に個人の主観に塗れた絵本紹介を今回はしていきます。
絵本なんてね、何冊あっても良いんですよ。絵本と貯金はあればあるだけ良い
それでは始めます。
- いない いない ばあ(松谷みよ子)
- だいすき ぎゅっぎゅっ
- おやすみ、ロジャー
- おつきさま こんばんは(林明子)
- パンどろぼう
- ヨチヨチ父
- じんせいさいしょの
- はじめてずかん1000
- はじめてのアンパンマンをさがせ! 〜ばいきんまんもさがせ!〜 (ベイビー・アンパンマン)
- 「だるまさん」シリーズ
- しろくまちゃんのほっとけーき(わかやまけん)
- じゃあじゃあびりびり
- いないいないばあ
- サンタともりのなかまたち
- ノンタン がんばるもん
- ちょっとだけ
- きんぎょが にげた(五味太郎)
- もこ もこもこ(谷川俊太郎)
- みんなうんち(五味太郎)
- からだのみなさん(五味太郎)
- ずーっと ずっと だいすきだよ(ハンス・ウィルヘルム)
- りんごかもしれない(ヨシタケシンスケ)
- はみがきあそび(木村裕一)
- わにわにのおふろ(小風さち)
- おててがでたよ(林明子)
- よるくま(酒井駒子)
- 最後に
いない いない ばあ(松谷みよ子)
日本でトップクラスに有名と言ってよい絵本ですが、医学的にも理にかなっています。
生後6ヶ月〜1歳頃の「対象の永続性(見えなくなっても存在している)」という脳の認知発達を促します。
「いないいない…」で緊張し、「ばあ!」で緩和(顔認識)。
この繰り返しの快感が、赤ちゃんの脳の配線を強化します。
だいすき ぎゅっぎゅっ
愛されて10周年!65万人のパパママに選ばれた絵本。
…というキャッチコピーの紹介がAmazonの商品説明にありました。
「ほんとに?知らなかったんだけど‥。」と思っていますが、どうなんでしょう、有名な絵本なのか。
うさぎの子どもと母親の1日がテーマの本なのですが、◯時に何をして、△時に何をして‥それから…。「だいすきぎゅっぎゅっ。」と、常に母親からの愛情のあるハグを、子どもは受けています。
この絵本の素晴らしい所は、1歳を超えてから。
そうです、子どもは色々なことをまねします。
つまり、この絵本を読み聞かせ続けると、子どもからギューをしてくれるようになります。
ね、ヤバいでしょう。
ヤバいのはお前だと言われてしまうので、これくらいで、この本の紹介終わります。
おやすみ、ロジャー
「先生、子供が全然寝ません。何かいい薬ないですか?」 と聞かれたら、薬の前にこの絵本を処方します。
読み聞かせは、最強の睡眠導入剤(入眠儀式)です。 コツは「抑揚をつけず、お経のように単調に読むこと」。
脳を興奮させず、安心感だけを与えてシャットダウンさせる。 今日から寝る前のスマホをやめて、この一冊をルーティンにしてみてください。
おつきさま こんばんは(林明子)
赤ちゃんは本能的に「顔」のような図形を好みます(選好注視)。
この絵本の満月は、まさに完璧な「顔」。 泣いているお月様を見て悲しい顔をしたり、笑うとつられて笑ったり。
「共感力」の芽生えを感じられる一冊です。 寝る前のトーンダウンにも最適。
パンどろぼう
いわずとしれた、大人気シリーズ絵本ですね。
結構、雑貨なども多いので、育児してない人でも見たこと多いのではないでしょうか?
この本の良いところは、キャラクターの良さですよね。
パンを盗むどろぼうが主人公なんですが、「パン愛」が強い。
狂気的なまでのパンへの愛を感じます。怪盗キッドみたいに、こだわりがあるんですよね、盗みへの。
そして、出てくるパンの絵が、また美味しそうなのが良い。パンを食べたくなる絵本です。あったかい絵柄が、人気の秘訣でしょうか。
ヨチヨチ父
この絵本は、子ども向けというより、新米パパ向けですね。
ヨシタケシンスケさんという人気絵本作家さんの書いた、育児イラストエッセイです。
「よくあるよね、これ、あるある」
…みたいな内容を、ヨシタケさんの視点で面白く描いてくれています。
育児に疲れた時、ちょっとした癒やしになります。
育児はとにかく、気が張ります。だって、こどもは少しでも目を離すと危ない存在だから。
でも、注意してずっと気持ちの糸を張り詰めていても、いつかプツッと切れてしまっては、それこそ子どものためにはならないですよね。ちょっと、糸の緊張を緩める余裕をくれる、そんな絵本です。
じんせいさいしょの
赤ちゃんの月齢ごとによくする行動や仕草などを、イラストで描いてくれています。
同じ月齢のページをみては、「これよくする!みんな同じなのかなあ」と思ったり、
過去の月齢のページを見ては「ほんの少し前のことなのに、、懐かしい」
と、我が子の成長を思い出します。
ちなみに、この絵本は1歳半までですが、次作は1歳半〜3歳までです。
はじめてずかん1000
いわずとしれた人気の本。
絵本というと、少し違う気もしますが…。
タッチペンで絵を触ると、日本語・英語で読み上げてくれる。 動物のページでは鳴き声が、車のページではサイレン音、楽器のページでは楽器の演奏など…楽しみかたが1冊でたくさん。
結構地味に高いのですが、いろんな単語を覚えてくれるので、プレゼント用にオススメです。
はじめてのアンパンマンをさがせ! 〜ばいきんまんもさがせ!〜 (ベイビー・アンパンマン)
我々幼児をこどもにもつ親の救世主、まさにみんなのヒーロー
それがアンパンマンです。
私はアンパンマンを教祖様としてあがめ、熱心にお布施(アンパンマングッズ購入)を繰り返す、敬虔な信者です。
そう、これは教典です。
あなたにも布教しましょう・・・。
「だるまさん」シリーズ
小児科診察室に高頻度で置いている絵本。
それは『だるまさん』シリーズです。
なぜ子供が釘付けになるか、医学的な理由があります。
①「どてっ」というリズム(聴きやすく、聴覚に刺激)
②左右に揺れる動き(視覚的に分かりやすく、真似できる)
③単純な赤と白の配色(赤ちゃんの視力は非常に低いので、単純な方が見えやすい)
脳の発達に必要な要素がたくさん詰まっています。
まずはこの「動きと言葉の連動」を学べる絵本から絵本デビュー始めてみてください。
また、かわいいだるまさんのイラストが、いろいろな仕草や行動をしていて、楽しいです。
だ・る・ま・さ・ん・が⋯。「〇〇!」
と、こどもの表情を見ながら読み聞かせると、ぱっと笑顔で反応してくれるので嬉しいです。
「だるまさんが」のうち、最後の「が」をできるだけ長く、「がーーーーーーーーーー?」と引き伸ばすと、めちゃくちゃ喜びます(うちの子調べ)
しろくまちゃんのほっとけーき(わかやまけん)
「ぽたあん」「どろどろ」「ぴちぴち」
料理の過程(化学変化)への興味と、食べる喜び。
偏食のお子さんに「食べなさい」と言うよりも、この本で「ホットケーキ焼いてみる?」と誘う方が、食への興味スイッチが入ることがあります。
最後の「おいしいね」の共有が、オキシトシン(愛情ホルモン)を出します。
じゃあじゃあびりびり
1983年初版。昔からの歴史のある絵本です。
擬音とシンプルなイラストがわかりやすいのか、うちの子は言葉をしゃべりはじめの頃はこの本が大好きでした。成長してきて色々喋るようになると、逆にシンプルすぎるのか、あんまり読んで!と持ってきてくれることは減りましたね。
いないいないばあ
じゃあじゃあびりびりでも、歴史あるなあと思っていましたが、まだ上には上がいました。
1967年初版、いないいないばあ です。
誰もがしる絵本なので、紹介するまでもないかもしれません。
いないいないばあ、という一つの内容だからこそ、我々親の読み聞かせ力が試されます。
ふざけた声や、実際に本の後ろからいないいないばあすると、めちゃ喜びます。
サンタともりのなかまたち
クリスマスプレゼント向け。クリスマスの絵本って結構たくさんあるのですが、この絵本の特徴は、子どもが楽しめる工夫の多さ。
とびらをめくる仕掛けや、お手紙を取り出すことができるしかけ、飛び出す絵本….などなど子どもが飽きずに読める工夫がたくさん。一緒に遊びながら読み進められます。
サンタさんデビュー?にオススメの絵本です。
ノンタン がんばるもん
「病院行くよ!」と言うと、泣き叫ぶお子さんをもつ親たちにこの絵本をオススメ。
嘘をついて連れてくるより、絵本で予習(=プレパレーション)する方がお子さんにとって、トラウマになりません。
おすすめは『ノンタン がんばるもん』
「痛いけど、治すために頑張る場所」
「終わったらカッコいい」
これを絵本で知っているだけで、診察室での勇気が変わります。 頑張った後の心のケアにも最適ですよ。
ちょっとだけ
下の子が生まれて、お姉ちゃんになった子の我慢と成長を描いた話。
今日、上の子を怒りすぎてしまったな…という夜に。
ぜひ抱っこしながら読んであげてください
きんぎょが にげた(五味太郎)
1歳半健診の重要項目に「指差し」があります。
まだ指差しが出ない子に、「金魚さん、どこ?」と聞くと、思わず指が出る子が多いかもしれません。
色彩が鮮やかで、子供の視覚を強烈に刺激します。 「探索行動」と「指差し」を引き出すための、秘密兵器です。
もこ もこもこ(谷川俊太郎)
「しーん」「もこ」「にょき」
大人が読むと「?」となりますが、赤ちゃんの脳には革命的な一冊。
意味のない擬音語(オノマトペ)と抽象的な形は、言語野ではなく「感覚」をダイレクトに刺激します。
泣いている子がピタッと泣き止む謎の引力。
「意味を教える」のではなく「音を楽しむ」ことの大切さを教えてくれます。
みんなうんち(五味太郎)
トイレトレーニングが進まない時の処方箋。
「生き物は食べる、だからうんちが出る」 この当たり前の生物学的ルールを、これ以上なく楽しく教えてくれます。
うんちは汚いものではなく、生きてる証拠。 これを読むと、トイレで出すことを「誇らしい」と思ってくれる子が増えます。 便秘外来でもおすすめしています。
からだのみなさん(五味太郎)
自分の体に興味を持ち始めたらコレ。
「手は何をする?」「足は?」 解剖学の第一歩です。
自分の体の機能を知ることは、自己肯定感(自分はこんなことができる!)に直結します。
4〜5歳くらいの、体が自由に動かせるようになった時期にぜひ。
ずーっと ずっと だいすきだよ(ハンス・ウィルヘルム)
ペットや身近な人の「死」を、子供にどう伝えるか。 小児科医としても難しいテーマですが、この本が優しく答えてくれます。
「愛していると毎日伝えること」 後悔しない生き方を、犬のエルフィーが教えてくれます。
子供より、先に親が泣いてしまう本No.1かもしれません。
『くっついた』(三浦太郎)
0歳からできる、最強のスキンシップ絵本。
最後にパパとママと「くっついた」するページ。 これをやるだけで、子供の安心感は満タンになります。
保育園で離れるのが寂しくて泣いてしまう朝。 この「くっついた」の儀式をしてから出かけると、情緒が安定しやすいですよ。
りんごかもしれない(ヨシタケシンスケ)
「これはリンゴじゃないかもしれない」と疑うこと。
科学的な視点(仮説思考)と、自由な想像力。
頭の柔らかい子供のうちに、この「正解は一つじゃない」という感覚を持ってほしい。
小学生のお子さんと、「じゃあこのミカンは何かもしれない?」と大喜利しながら読むのがおすすめです。
はみがきあそび(木村裕一)
仕上げ磨きで口を開けてくれない…」
そんな時の神アイテムがこれ。 仕掛け絵本になっていて、ページをめくると動物たちが「あーん」と大きな口を開けます。
「ほら、ワンちゃんもあーんしてるよ〜」
この視覚効果は絶大です。 診察室でも、喉を見る時に「怪獣さんの口できるかな?」とこの絵本のマネをしてもらうと、スムーズに開くことがあります。
わにわにのおふろ(小風さち)
お風呂嫌いなお子さんには、説得するよりこの一冊。
「ずりずり」「じょぼじょぼ」「ぷーぷー」
独特の低音のオノマトペ(擬音)が、子供の耳に心地よく残ります。
お風呂=遊びの場、というイメージへの書き換えに最適。
湯船でおもちゃを浮かべて「わにわに〜」と真似すれば、入浴タイムが格闘技からエンタメに変わります。
おててがでたよ(林明子)
「自分で着替えたい!」という自我が芽生える1歳頃におすすめ。
これを読むと、着替えの時に「おててはどこかな〜?」と声をかけるだけで、子供が自分から手を出そうと頑張ってくれます。
「できた!」という成功体験をサポートする、名アシスタントのような絵本です。
よるくま(酒井駒子)
ママがいなくて不安。 夜泣きや後追いがひどい時期のお子さんの心の中は、まさにこの「よるくま」の状態です。
暗闇の不安から、お母さんを見つけた時の圧倒的な安堵感。
読み終わって「ギュッ」と抱きしめるまでがワンセット。 「どこにも行かないよ」というメッセージを、理屈抜きで心に届けられます。 絵が美しく、大人の癒やしにもなります。
最後に
こどもの頃好きだった絵本って、何か覚えてますよね。
表紙がボロボロだったり、あるページは取れそうになっていたり。
「ああ、何回も好きで読んでたんだな、あの時」と、少し成長した時に見返せるのです。
我が子が、自分が読んでいた、実家にある絵本を読んでいる姿を見ると、嬉しくて泣きそうになります。
好きな絵本は、一生の思い出になります。
そんな思い出を、自分の子どもにはできるだけ多く、与えてあげたい。
小学生とかになったら、きっと読み聞かせの機会なんて、すごく減ってしまう、もしかして幼稚園くらいでも、子どもによっては嫌がるかも…。
そう思うと、今たくさんの絵本を読んであげたいなと、ふと思った休日の夜でした。
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